ニューヨーク育英学園は1979年に故丹羽美代子初代園長がニューヨーク州マンハッタンに開設した「日本語によるプレイグループ」を始まりとしています。1980年米国の非営利団体 Japanese Children’s Society, Inc. になり日本語名称を「よい子の学園」としました。その後,学校法人田中育英会の援助により,1989年ニュージャージー州イングルウッドクリフスの現校舎に移った後「ニューヨーク育英学園」と改名,現在に至ります。 ニューヨーク育英学園は,これからも常に地元の人たちに愛される私立日本人学校として,地域に根差した学園運営を目指し,幼児から保護者の皆様まで,アメリカのこの当地での生活が一層充実したものになりますよう,応援してまいります。
全日制での幼小一貫教育機関(3歳~小6)としては東海岸では唯一の学校です。 全日制では日本の文部科学省が定める幼稚園教育要領及び小学校学習指導要領に準拠した教育を日本語にて行なう一方,国際的視野を広め,地域との交流を深めるため,英語教育も重視してまいりました。日本人とアメリカ人のスタッフが協力しあい、子ども達が興味を感じるプログラムの充実に日々努力しています。2024年に創立45周年を迎え,この35年間で学園での経験を土台に日本やその他の国々で活躍している元全日制で学んだ園児達は優に4000名を越えています。
さらに,学園は全日制だけでなく,普段現地校に通う子どもたちのための日本語補習校部門として週末のサタデー・サンデースクール、そして週日のアフタースクール,そして学校に通えない人たちのためのホームスクールシステムを開設。さらには,週日のデイケアや1歳児からの親子教室のほか,マンハッタンにも全日制の幼稚園(たんぽぽ幼稚園:フレンズアカデミー)を開設。そして子どもから大人までを対象とした語学教室、音楽教室、書道教室のほか,各種検定試験(英検,漢検,数検,日本語検定,書写検定,TOEIC)を受験できる環境をも整え,ますます多様化する教育ニーズに応えてまいりました。
渡米や帰国に当たっての保護者や子ども達の不安に対しても、学園のスタッフが随時相談にのっているほか,各種教育に関する講演会や帰国子女のための学校説明会の場所を提供したりと,アメリカでの生活そして日本に帰ってからの生活に必要な情報共有の場を設けております。また、学校間の密な連絡・連携を図っていますので、日本国内や海外の学校への転出入及び受験もスムーズです。
人格形成に非常に重要な幼少期を海外で過ごす日本人子弟は、海外生活という貴重な経験を通して、幅広く豊かな教養を身に付け、豊かな人格を形成できるチャンスに恵まれています。
しかし、子供にとって大切な言語形成という面も充分考えながら、このチャンスを生かしていく必要があります。
これからの国際社会に生きる日本人は母国語そして母国の文化を充分に会得したうえで、 さらに他国の文化・社会をも理解できる能力のある人間であるべきです。
このバランスを欠いてしまえば、 たとえ外国語が流暢に話せても、国際社会に通用する人間としては評価されにくいでしょう。
このような信念のもと、本学園は、米国で暮らしながらも、日本人としてのアイデンティティー を充分に体得し、さらにその上で、米国の社会との交流や様々な活動を通じて、他の国の社会や文化をも 理解できる真に豊かなコスモポリタンの育成を目指しています。
| 名称 | 学校法人 ニューヨーク育英学園 JAPANESE CHILDREN’S SOCIETY, INC. |
|---|---|
| 設置・運営 | JAPANESE CHILDREN’S SOCIETY, INC. |
| 学園長 | 岡本 徹 |
| 理事会 | 理事長 : 武田 秀俊(DAILYSUN New York LLC. プレジデント) 理事 : 栄木 憲和(Eiki Consulting プレジデント) 理事 : 加賀 一秀(EOS Accountants LLP パートナー) 理事 : 中村 和男(シミック・ホールディングス 代表取締役会長 CEO) |
| 設立 | 1979年11月 ニューヨーク市マンハッタン |
| 所在地 | 8 West Bayview Avenue, Englewood Cliffs, NJ 07632, USA |
| 電話番号 | Phone:(201)947-4832 Fax:(201)944-3680 |
| info@nyikuei.org | |
| 交通アクセス | 各キャンパスへの交通アクセスは⇒こちら |
| 所在地 | 8 West Bayview Avenue, Englewood Cliffs, NJ 07632 Phone:(201)947-4832 Fax:(201)944-3680 |
info@nyikuei.org |
|---|---|---|
| 週日部門 | NY育英インターナショナルスクール(全日制日本人学校) ―幼児部・小学部 |
DaySchool@nyikuei.org |
| きりんのへやこども園(日本語チャイルドケア:2歳半~5歳) | DaySchool@nyikuei.org | |
| 週末日本語補習校部門 | 育英サタデースクールNJ校-幼・小・中・高―クラブ | SatNJl@nyikuei.org |
| 育英サンデースクール-幼・小 | SunNJl@nyikuei.org | |
| アフタースクール部門 | アフタースクール―幼児・小学生 アフタークラブ ワークショップ 語学部門(英語・日本語) いろはにほんご教室 ホームスクール・チュータリング |
AfterNJ@nyikuei.org |
| 季節のプログラム | サマースクール | summerschool@nyikuei.org |
| スキー教室 | ski@nyikuei.org | |
| 検定部門 | 検定試験―英検・漢検・数検・日本語検・書写検定 | kentei@nyikuei.org |
| 所在地 | 310 West 103rd St., New York, NY 10025 Phone:(212)935-8535 Fax:(212)813-0122 |
friendsacademy@nyikuei.org |
|---|---|---|
| 週日部門 | たんぽぽ幼稚園(全日制幼稚園・保育園) 二歳児教室 親子教室 アフタークラス(日本語)幼・小・中・高-クラブ |
friendsacademy@nyikuei.org |
| 週末部門 | ウィークエンドスクール(土日)(日本語)幼・小・中・高 | friends.weekend@nyikuei.org |
| 季節プログラム | サマースクール・ウィンタースクール・スプリングスクール(日本語)幼・小 | friendsacademy@nyikuei.org |
| 所在地 | 借用校:Nord Anglia International School: 44 East 2nd Street, New York, NY 10003 Phone: (201)947-4832 土曜日のみ(201)637-3927 Fax: (201)944-3680 |
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|---|---|---|
| 週末部門 | 育英サタデースクール マンハッタン校―幼・小・中-クラブ | SatM@nyikuei.org |
| 所在地 | 借用校:Carrie Palmer Weber Middle School: 52 Campus Dr. Port Washington, NY 11050 (516)455-3871(土9:00-4:00) (201)362-5678(土9:00-4:00) 平日事務局:8 Maple Street #6,Port Washington NY 11050 |
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|---|---|---|
| 週末部門 | 育英サタデースクール PW校―幼・小・中-クラブ | SatPW@nyikuei.org |
| 週日部門 | 育英アフタースクール PW校(国語・日本語)小・中・高― プライベートレッスンーホームスクール・チュータリング |
SatPW@nyikuei.org |
| 創立 | 1979年11月18日 | |
|---|---|---|
| 1979年 | 11月 | 丹羽美代子初代学園長、ニューヨーク市グリニッジビレッジにて日本語によるプレイグループを結成。名称は「にほんごを話す幼児のためのプレイグループ」とする。 |
| 1980年 | 2月 | マンハッタンのチェルシー地区に移転。名称を「よい子の幼稚園」として非営利団体Japanese Children’s Societyを組織。理事長は寺澤芳男氏。 |
| 1981年 | 8月 | 小学生対象のアフタースクール開設に伴い、「よい子の学園」に改称。 |
| 1982年 | 7月 | 第1回サマースクール。 |
| 1983年 | 4月 | 第1回お花見遠足(NJブランチブルック公園)。 |
| 1984年 | 3月 | ニュージャージー州リッジフィールドBergen Blvd. School内にニュージャージー校開設。 |
| 8月 | リース切れにより、マンハッタン校閉校。 | |
| 11月 | 丹羽美代子学園長、日本にて急逝。 | |
| 1985年 | 3月 | 学園長に岡本徹氏就任。 |
| 3月 | 創立5周年、カニングハム久子先生を迎え、記念講演会を開く。 | |
| 1986年 | 3月 | 小学部第1回入学式。 |
| 1987年 | 3月 | 島本源徳氏(NY日系人会会長)本学園理事長に就任。 |
| 1989年 | 10月 | 学校法人田中育英会の協力により、イングルウッドクリフスの現園舎に移転。 |
| 12月 | 創立10周年、寺澤芳男氏(当時世界銀行MIGA長官)を迎え、記念講演会を開く。 | |
| 1990年 | 4月 | 学園名を「ニューヨーク育英学園」に改称。 |
| 1992年 | 9月 | パリセイドパークに幼児部移転。 |
| 9月 | NHKにて園児たちと永六輔氏の対話番組が放送される。 | |
| 1993年 | 3月 | 小学部第1回卒業式。 |
| 4月 | 相談役に寺澤芳男氏、名誉理事長に清水靖子チェンバレン氏、理事長に岡本徹氏就任。 | |
| 10月 | サタデースクール幼児部開設。 | |
| 1994年 | 1月 | サタデースクール小学部開設。 |
| 8月 | 全日制部門幼児部・小学部再統合。 | |
| 1995年 | 1月 | リンカーンセンターにて子供の壁画展を開く。(15周年記念) |
| 1月 | 阪神大震災義援金をニューヨーク日系人会を通して、神戸市に送る。 | |
| 1997年 | 2月 | 育英サタデースクールマンハッタン校(幼児部・小学部)、フレンズアカデミー(平日保育部門、週末校部門:YMCA内)開校。 |
| 5月 | リンカーンセンターにて書道展を開催。 | |
| 9月 | フォートリーに未就園児のプレイグループ開設。 | |
| 1998年 | 1月 | 「私は男女平等を憲法に書いた」のベアテ・シロタ・ゴードン女史講演会。 |
| 10月 | 本学園アドバイザー、日本画家平山郁夫先生を囲む会。 | |
| 1999年 | 11月 | ニューヨーク育英学園創立20周年記念。 |
| 2000年 | 4月 | 育英サタデースクールポートワシントン校開校。 |
| 2001年 | 10月 | 米国同時多発テロ事件で犠牲になった人たちへの義援金を日系人会を通じ、寄付する。 |
| 2002年 | 4月 | 育英サタデースクールポートワシントン校中学部開設。 |
| 4月 | ニュージャージー校にてアフタースクール小学部開設。 | |
| 9月 | ニュージャージー校にて未就園児(2~5才)クラス開設。 | |
| 2003年 | 4月 | ニュージャージー校にてアフタースクール幼児部開設。 |
| 2004年 | 8月 | 東京都新宿区文化センターにて、25周年記念同窓会開かれる。 |
| 11月 | 学園創立25周年を迎える。 | |
| 2005年 | 4月 | 育英サタデースクールNJ校 中学部開設 |
| 5月 | 学園創立25周年記念壁画展をNYUで開催 | |
| 9月 | TOYOTAよりSIENA寄贈。 | |
| 10月 | 国連大学教授、河邊隆也先生特別講演により、Kids’ ISOの取り組みを開始。 長時間保育「きりんのへや」開設。 |
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| 2006年 | 4月 | 育英サタデースクールM校 中学部開設 |
| 10月 | ニューヨークヤンキース松井秀喜選手来園。 | |
| 2007年 | 9月 | Bergen County Utilities Authority(BCUA)よりグラントを受賞。 |
| 2008年 | 3月 | 育英サタデースクールNJ校 中学部第1回卒業式。 |
| 4月 | 育英サンデースクールニュージャージー校開校。 | |
| 6月 | キッズ洞爺湖サミットTV国際会議に参加(東京クウェートとのテレビ電話会議)。 | |
| 11月 | BS朝日「キャノンスペシャル 世界の好奇心 ミュージアム・ジャーニー in アメリカ自然史博物館」に出演協力。12月放映。 | |
| 12月 | 岩谷英昭氏(パナソニック終身顧問)特別講演会「現代中国の産業とくらし」。 天台宗ハワイ開教総長荒了寛大僧正によるワークショップ「仏画を描く」。 |
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| 2009年 | 2月 | 語学教室、保育部門「りんごラーニングセンター」をフォートリーに開設。 |
| 4月 | 育英サタデースクールNJ校 高等部開設。 | |
| 6月 | 「自由の女神アート作文コンクール」を主催。 | |
| 11月 | 学園創立30周年を迎える。 | |
| 2010年 | 3月 | 日本クラブギャラリーにて「NY育英展」を開催。 創立30周年記念祝賀会ファンドレイジングパーティーを日本クラブにて開催。 |
| 2011年 | 3月 | 育英サタデースクールNJ校高等部 第1回卒業式 |
| 4月 | NJ全日制小学部に英語1日の日導入(週10時間の英語教育開始/クロスメソッド導入) | |
| 4月 | 育英サタデースクールPW校 高等部開設 | |
| 東日本大震災のための義援金ファンド 『Japan Earthquake Relief Fund 2011』 立ち上げ。(日本赤 十字と、あしなが育英会に全額送金) | ||
| 2012年 | 4月 | ニューヨーク育英学園全日制部門小学部春の特別授業 1)ジャパニーズフォークダンスインスティテュートオブニューヨーク(鈴木百ディレクター)の講師四名より日本の「踊り」を学習 2)朝日新聞国際部記者である三浦英之氏招聘授業、「東日本大震災」についての講演会 |
| トルコ『国際こどもの日』イベントにニューヨーク育英学園全日制部門小学部児童参加 | ||
| いろはにほんご教室開設 | ||
| 5月 | NY育英学園ダブルダッチチームがNJ州トーナメントで優勝 | |
| 2013年 | 4月 | 学園機関誌「フレンドシップ」発刊再開 |
| 日曜寺子屋アカデミー開始 | ||
| 6月 | 第2回 トリエンナーレ自由の女神アート作文コンクール主催 | |
| 7月 | 育英サタデースクールNJ校創立20周年記念同窓会 記念樹(ハナミズキ)植樹。 第1回サマー東日本大震災被災児童留学招待キャンプ実施(あしなが育英会協力) |
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| 8月 | りんごラーニングセンター/きりんのへや こども園 認可・開設 | |
| 10月 | カーネギーホール で開催されたイベント「第二回日米合唱祭」にNY育英合唱団 (日曜合唱部、サタデーマンハッタン校合唱部、サタデーポートワシントン 校合唱部)参加 | |
| 11月 | 検定部門に日本語検定導入 | |
| Project “ConnectED” through kids ISO 14000 Programme between Buenos Aires and New York 子供TV国際会議 | ||
| 2013年 | 3月 | 「バイリンガル家庭でのバイリンガル子育て体験」講演・相談会 開催 |
| 第1回米国国務省企画「サバイバルスキル研修」協力 | ||
| 2014年 | NY育英学園クラブ書写コンクール開始 | |
| 4月 | Fairleigh Dickinson University学生がサタデーNJ校訪問 | |
| ナガサキ・ユース代表団による平和講座開催 | ||
| 8月 | 学園創立35周年記念パーティー NJキャンパスにて開催。 Key note Speaker カニングハム久子氏 |
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| 9月 | NY育英夏休み自由研究合同作品展開始 | |
| NY育英カレンダー 開始 | ||
| 2015年 | 4月 | 第2回米国国務省企画「サバイバルスキル研修」協力 |
| ナガサキ・ユース代表団による平和講座(特別授業) | ||
| 5月 | 岡本徹学園長 在外公館賞授賞 在NY日本国大使公邸にて授与式 | |
| 7月 | 第3回アメリカサマー留学開催 | |
| 8月 | フレンズアカデミー移転。マンハッタンに日本語幼稚園たんぽぽ幼稚園開園 | |
| 2016年 | 3月 | フレンズアカデミーたんぽぽ幼稚園開校記念講演 内田伸子先生講演会「バイリンガル教育について ~子どもの言葉と心を育むために大切なこと~」 |
| 4月 | 第3回米国国務省企画「サバイバルスキル研修」協力 | |
| 6月 | 第3回 トリエンナーレ自由の女神アート作文コンクール主催 | |
| 国連創設70周年&日本国国連加盟60周年記念 講演会:国連平和の鐘を守る会代表 高瀬聖子様(コラージュ作り) | ||
| 7月 | NY育英学園メルマガ開始 | |
| 9月 | NY国連連合本部にて国連平和の鐘記念式典にNJ全日制小学部参加 | |
| 2019年 | 第4回 トリエンナーレ自由の女神アート作文コンクール主催 | |
| 11月 | ニューヨーク育英学園創立40周年 | |
| 2020年 | 4月 | コロナ禍、全部門オンライン授業実施 |
| 6月 | オンラインサマー&対面サマーデイキャンプ実施 | |
| 8月 | コロナ禍 NJキャンパス対面式とオンライン式にて保育授業再開 | |
| 10月 | 育英サタデースクールマンハッタン校 東日本大震災被災者で語り部の方とオンライン授業 | |
| 2022年 | 第5回 トリエンナーレ自由の女神アート作文コンクール主催 | |
| 2023年 | 4月 | 育英サタデースクールNJ校30周年 |
| 2024年 | 12月 | 武田秀俊氏が理事長に就任 りんごラーニングセンター閉鎖 きりんのへや こども園NJ校へ移転 |
| 2月 | ニューヨーク育英学園・ニューヨーク日本人教育審議会・海外子女教育振興財団 3団体合同で教育交流連携協定に調印 | |
| 2025年 | 4月 | NJ校全日制部門の日本語通称を育英インターナショナルスクールに改名 |
| 第6回 トリエンナーレ自由の女神アート作文コンクール主催 | ||